「カーデシア戦争」に関する考察

 記事が消えてしまった以前のブログで表題に関する考察を書いていたのですが、yonetchさんの翻訳ツッコミによって新たな情報が得られたので、改めて記事を書きます。
 ST-TNG第4シーズンの"The Wounded"は、「惑星連邦とカーデシアとが続けてきた戦争から一年経った」というPicardの独白(実際には航星日誌の記載)から始まります。しかしこの回に至るまでカーデシアとの戦争という話は一回も登場せず、それどころかカーデシアという国家や種族の存在さえも話題になっていません。さらに言うと第2シーズンの"Peak Performance"において「艦隊初の軍事演習」が行われた際に、Riker副長は「(軍事演習の)必要性を感じない」と言っており、それまで軍事演習が行われていなかった事も併せて考えると、基本的に平和が続いていた事が想定されます。従って「カーデシアとの戦争」というのは一体何なのか極めて不思議であり、恐らく(メタ的には)急遽変更された後付け設定の可能性が高そうです。

続きを読む»

スポンサーサイト

テーマ:海外ドラマ(欧米) - ジャンル:テレビ・ラジオ

スペースヒーローズ

 StarTrekはご承知の通りTVシリーズと映画シリーズから成る長寿SF作品ですが、この他に継子扱いされている1シーズンと少しのアニメーションシリーズ(TAS)が存在しています。さらにこのアニメーションシリーズが「まんが宇宙大作戦」の名で日本で放映された際に独自の翻訳がなされた結果、TASとは映像を共有するものの別のシリーズとも言える独特の世界が構成されています。
 この「まんが宇宙大作戦」(MUD)のテイストそのままに21世紀に登場した新たなアニメーションシリーズ、それが今回紹介する「スペースヒーローズ」です。ただしこのアニメーションシリーズはどこかの放送局で実際に放映された訳ではなく、実はテレビ東京で放映中のニコロデオン版「ミュータントタートルズ」の劇内劇としてのみ存在するものです。私自身は「ミュータントタートルズ」を今の所視聴していないのですが、以前にもMUDネタで一連の秀逸な記事を書かれていたANCHORさんがミュータントタートルズでの「スペースヒーローズ」の内容に関して以下のように詳細に紹介してくださっています。
みんな! 『スペースヒーローズ』観たかい?
ここでは、ANCHORさんの記事を元にして、スペースヒーローズの設定を検証してみます。

続きを読む»

テーマ:テレビドラマ - ジャンル:テレビ・ラジオ

Star Trek: Into Darkness

 全面的な歴史改変(リブート)によって新たな時間線における新シリーズとなって2作目となる映画は、私には前作よりも楽しめました。正直なところ、登場人物の俳優変更に対する違和感はまだ残っていますが、序章の未開惑星での部分以外は旧ST世界との不整合性はそれほど感じず、旧作映画ST2(カーンの逆襲)への全面的なオマージュによるオールドファンへのサービスも嬉しかったですね。そして"5 year mission"へと繋がるラストのナレーションに感激しました。

続きを読む»

テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

Star Trekにおける気が付きにくい翻訳ミス (yonetch workの紹介)

 アメリカのTV Sci-FiドラマStar Trekの日本での放送は、基本的に全て日本語吹き替えで行われており、当然ながら台詞は英語から日本語に翻訳されています。そのため、ある意味必然ながら翻訳ミスも結構あり、さまざまなサイトで指摘されたりネタにされたりしています。特にyonetchさんによる次のページには、誤訳解説がまとめられています。スタトレファンyonetch
挙げられている誤訳には、解りやすい(つまり聴いていて「これは誤訳だろう」と想像がつく)ものも多いのですが、一方でドラマを聴いていても気が付かないが重要な誤訳も存在します。ここでは、yonetchさんのページから引用しながら、そのような誤訳を3つ紹介します。

続きを読む»

テーマ:テレビドラマ - ジャンル:テレビ・ラジオ

DS9の三悪人 その2 Weyoun :中間管理職の悲哀

 この記事も前記事と同様に、昔のブログに書いた内容を再度書き直したものです。
 ウェイユン(Weyeon)が登場するのは他の二人とは異なりST:DS9の中盤ですが、その後は準レギュラー化して最期まで登場し続けます。彼の種族であるヴォルタ人はドミニオン組織において創設者種族と兵士であるジェムハダーとを仲介する中間管理職ですが、彼は創設者にかなり近い立場にあるようで、ヴォルタの中でもかなり高い地位にあると思われます。実は個々のヴォルタ人は創設者によって作られたクローンであり、劇中で登場するウェイユンは4から7までの4名なのですが、一人のクローンが死亡すると次のクローンが現れるという形なので、ある一話を除いて同時に二人のウェイユンが登場する事はありません。

続きを読む»

テーマ:テレビドラマ - ジャンル:テレビ・ラジオ

プロフィール

X^2

Author:X^2
このブログは、旧ブログ
Babylon5以外のメモ
からの移転先として立ち上げました
。連動するホームページである
Babylon5 Episode Guide
にもどうぞ。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
リンク