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Doctor Who #20

 前話ラストの大ピンチをドクターの隠しアイテムであっさり乗り切り、実は味方だったピート(ローズパパ)や自らも生み出したサーバーマンに取り込まれてしまうルーミック、死んだリッキーと入れ替わってパラレルワールドに残るミッキーと、「お約束の展開」でしたが、中々面白かったです。前の記事でも書いたように、サイバーマンとダーレクとはとても共通点が多く、恐らく一般的な英国人が漠然と抱いているソビエト型全体主義への恐怖を象徴しているように思います。さらに今回の場合、イヤパッドからの信号に従って黙々とサイバー工場に向かう人々は、自らの意思を失って外から与えられる情報に操られる現代人が、思考停止状態でいつの間にか自ら全体主義に囚われてゆく姿を現しているようで、かなり皮肉が利いています。

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Doctor Who #18 "The Girl in the Fireplace" (暖炉の少女)

 新年最初の今回から、放送時間が一時間遅くなりました。それはともかく、今回の主役であるポンパドール夫人、もちろんルイ15世の愛人の一人として名前は知っていましたが、実際に今回描かれ、またドクターが語っていたような才色兼備の偉大な女性だったんでしょうか?少女時代の描写からすると裕福な貴族の出身のようで、街娼から身を起こしたという、ルイ15世晩年の愛人デュ・バリー夫人とは好対照に見えます。
 「次の愛人の座を狙っている」というドクターの説明に対しての「カミーラね」というローズの言葉、迂闊にもにゅげさんの記事を読むまで意味が判っていませんでした。なるほど、ダイアナ妃を悩ましたチャールズ皇太子の愛人(現在は夫人)カミラさんでしたか。この発言を堂々と放送してしまうのはさすがBBC です。しかしこうなると、美化されたポンパドール夫人がこのシリーズに唐突に登場した意図を勘ぐってしまいます。
 それから今回は笑いどころが色々ありました。まず「どこでもドア」、微妙に言い回しが変えてあったのですが、そのままの名称では問題があるという事なのかな。相手の頭に両手を当てての精神融合はSTネタそのものですね。可笑しかったのは、ネクタイ鉢巻姿のドクターです。漫画では酔っ払いオヤジの定番ポーズですが、イギリスでも同じなんでしょうか。それから白馬に乗って堂々登場のドクターはこれも定番なんでしょうが、あの白馬は何でマダム・ド・ポンパドール号に居たんでしょうかね。
 余りにもアナクロな歯車仕掛けの修理ドロイドでしたが、考えてみるとブリキ犬K9も、51世紀の最先端の流行とドクターは言っていましたよね。この時代は、そういったアナクロ作品が流行しているのかな。しかし、ドロイドの襲撃シーン、冷静に考えるとポンパドール夫人とルイ15世以外は、それほどパニックになる必要もない気がします。多分誰も殺されていない訳ですよね。
 もう一つ、もしかすると伏線かなと思ったのは、ダンスを誘ったポンパドール夫人にドクターが「踊れない」と答えた場面です。確か以前にも、ダンスを踊れないという台詞がありましたよね。

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Doctor Who #15 "New Earth" (新地球)

 第二シーズンの二話目となる今回は、第一シーズンの同じく二話目の登場人物たちが再登場する、直接の続編でした。今回のタイトルなど典型的ですが、このシリーズの邦題は直訳型が多いですね。
 基本的に毎回有名SF映画のパロディーが登場しますが、今回は「アイランド」とよくあるゾンビものでしょうか。ただ、巨大な縦穴の壁面一面にクローンタンクが並ぶシーンでは、私はマトリックスの似たような場面を連想し、ニュー・ニューヨークの住民たちは幻で本物はここに収容されている、という展開を想像しました。それから猫の看護婦?たちから連想したのは、「ノーストリリア」に登場する、真人間に奉仕するために動物から作られた下級民たちです。彼らは「新地球」の原住民種族なのでしょうか、それともこの時代の医療のスペシャリスト種族で、巨大な需要に応じてこの地にやってきて病院経営をしているのでしょうか。
 #2から再登場したカッサンドラ、初めのうちは以前と同じ自己中心的な性格をむき出しにしていましたが、モルモットにされていたクローンの身体に一時的に入り、彼女の苦しみを知った事をきっかけにして性格が変わってきました。さらに同じくクローンの下僕チップの中に入り、彼の自分への純粋な思いを知る事によって、生への執着から解放されたようでした。彼女が何度も言っていた「最後に美しいと言われた」相手が実はチップの中の自分自身であり、その美しかった過去の自分に見取られて死んでゆくというのは、#8でのローズの父親の死の場面を思い出させる名シーンだったと思います。ところでチップという名前は、ディケンズの小説にもいませんでしたっけ?
 もう一人の再登場のフェイス・オブ・ボーは、ある意味ドクター以上に謎めいたキャラクターである事が判ってきました。「死ぬ前に大いなる秘密を旅人に話す」という伝説は、彼の言う次の機会に実現するのでしょうが、その秘密はおそらくシリーズの結末そのものと直接関係しているように思われます。そういえばフェイス・オブ・ボーはサテライト5の話にも名前が登場していますが、同一人物なんでしょうか、それとも「ボー一族」のはるか先祖なんでしょうか?

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DoctorWho #14 

 このDoctor Whoの記事は書くのに毎回苦労しているのですが、その理由は粗筋がうまく纏められない点にあると気がつきました。実の所それはこの番組に限った事ではなく、私自身の能力の問題で、考えてみるとENTの時には粗筋は書いていませんでした。粗筋に関しては他の方のブログにかなり詳しく書かれているので、今回からは、観ていて私の気になった点のみを書くことにします。
 恐らく本国放送時は「クリスマス特番」だったと思われる、一時間番組に延長されたこの回は、前話のラストで顔が変った「新ドクター」の活躍する最初の回となります。インディペンデンス・デイ+スターウォーズのパロディーでほぼ最後まで笑いっぱなしで観ていたのですが、最後のオチは「人間の性(さが)」を考えさせられました。私個人としては、シコラックスの口約束を信用できないので、首相の決断をあまり責められないのですが・・・。

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Dorctor Who #13

 前回の戦慄のラスト、地球へ向かう無数のダーレク艦隊のシーンから始まったこの回は、タイトル通りにドクター、ローズそしてジャックそれぞれの大きな転換点となり、しかもジャックと他の二人との運命の分かれ道となりました。

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