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迷走の末に連載終了した「干支戦士チアラット」

 以前に取り上げたwebコミック「干支戦士チアラット」(作者:中川ホメオパシー)は、先月末(9/28)に50回で連載終了しましたが、正直な感想として中盤以降は相当な迷走というかグダグダぶりが目立ちました。47話で突然に話が大転回、というより完全に壊れ、これは作者がやる気をなくしたなと思っていたら、49話でいきなり「次回が最終回」を宣言し、伏線その他をほぼ完全に投げ捨てての強引な最終回です。最終回自体は大団円というか、それまでの敵だったシャノワールと干支戦士が共闘してラスボスを倒してめでたしめでたし、という展開でしたが、干支戦士なのに子・丑・寅・未・酉・卯・戌の7名しか揃わず、一方敵幹部もシャノワール親衛隊がS4と言いながら3人目までしか登場しないで、しかも3人目の水のヒマラヤンはいつの間にか登場しなくなったり、と明らかに打切り漫画的な終わり方です。もちろん商業誌上の連載とは異なり編集部による強引な打ち切りはないでしょうからこの終了は作者自身の意思によるもので、さらに言えば、中川ホメオパシー氏はこれまでの作品でもこの種の投げだし終了の常習者のようです。

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魔装番長バンガイスト

 以前に紹介した干支天使チアラット, 本田鹿の子の本棚に続き、これもまたLEED Cafeの掲載漫画です。作者の霧隠サブロー氏の自己紹介の「メキシコ出身」というのは冗談でしょうが、同じLEED Cafeに掲載されている「ピーヨ」の作者と兄妹というのはおそらく本当のようで、実際この作品のいくつかの場面にピーヨの姿が確認できますし、逆に「ピーヨ」にもこちらの登場人物が何人か出張しています。

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本田鹿の子の本棚

 以前に紹介した「干支戦士チアラット」と同じWeb Comicサイト「LEED Cafe」に掲載されている漫画で、現時点で単行本が1冊出ています。自分を露骨に無視するようになった思春期の娘を持つ父親が、文学少女である娘との接点を探ろうと彼女の部屋に侵入し、彼女の本棚の本を手当たり次第に読むという設定のこの作品は、実際の各話は父親が読んだ短編小説の粗筋がコミック化された部分と、その内容と関連した外部世界での父親の行動(というより暴走)が描かれています。粗筋紹介部分はスタニスワフ・レムの「完全な真空」を思わせる架空の本の書評集の体裁ですが、特筆すべきは本来は文字媒体である小説が父親の脳内ではコミックとして再生されている点です。そのため娘の鹿の子と父親とで思い浮かべでいるイメージがかなり異なる事が大いにあり、その比較もまた一興です。現時点で公開されているのは、第一話と十三話以降の以下のタイトルです。
1. 恋田 敬:女に火をつける男 より「女に火をつける男」
13. アダム 竹中:ネゴシエーターII より「ゴエモン&ガンタンク」
14 鈍色 空:プロジェクト21XX より「抗徹巨人 ダギオス」
15. 邪画 曲:Be Gentleman より「おつかいは はじめてか?」
16. 角田 偽史:黒山羊高校 オカルト研究会 より「猿の手編」
17. 角田 偽史:黒山羊高校 オカルト研究会 新装版 より「猿の手編」
18. 田中丸 大砲:どくとるクランケ航海記 より「ジパング」
19. 右国 虫太郎:シロアリ アントン 風来記 より「シロアリ飯」
20. 間 翔間:ルナティック トラベラー より「超能力少年 紀岡」
21. 不帰 離人:仙境遺文 より「神隠しのサイコ」
22. 佐世保 海路:ダークエンジェルス より「漫画家 内田拳紫郎 インタビュー」
23. 松平 只輝:さだのぶのあにまるぷらねっと より「猫カフェ」
24. テロメア 未明:赤い人魚館 より「星霜の人」
25. 宍戸 獅子丸:男とはなんぞや より「男のデスゲーム」
26. ガトー・イーグルトン:狂王ガルザーシリーズ① より「豚肉の下に侍る者達」
27. マスクド 乱世:君たちはどう生きていくか プロレス編 より「マッドプロレス20XX」
28. 遊星 静止:幼年期が終わらずに より「セカイ系」
29. 羽多田 オパオパ:肌色友戯 より「ミユっちとチカ公」

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干支天使チアラット

 他のサイトで偶々存在を知って、このところマイブームのWebコミックです。すでに単行本化されて2巻まで市販されていますが、公式サイトでは最新話を含めて10話分と第1話を無料で読む事ができます。「セーラームーン」に代表される戦闘美少女チームものですが、メンバーがいかにも現代の女子中高生な上にいずれも性格が少し歪んでおり、また敵の怪人らの行動や攻撃が卑猥だったりとかなりパロディの要素を含みながら、一方でメンバーの精神的成長というこのジャンルの中心テーマもしっかり押さえている作品です。
 基本設定としては、干支の動物を決める際にネズミに騙されたネコが数千年の時を経て化け猫の化身として蘇り、ネコ抜きの干支に何の疑問も持たない愚かな人類を恨みや妬みのエネルギー(怨ネルギー)によって生じる「怨魔」を使って滅ぼそうとするのに対し、次々と覚醒する十二支の化身である干支天使(エトランジェル)がそれを阻止するという筋書きで、干支天使はそれぞれの干支の生まれの少女(少なくとも若い女性)というのがポイントです。変身後の姿がチアガールのコスチュームなので、メンバーの名前はすべて「チア〇〇」となっています。最終的には12人の干支天使が登場するのでしょうが、その場合メンバー間に最小でも12歳の年齢差が生じる事になります。
 他作品のパロディの部分がかなりシャレにならないレベルなので、どこかからの圧力がかかるのではと心配する声もあるようですが、私が気になったのはいくつかのネーミングセンスの方です。敵サイドではなく善サイドで「ジェノサイド」や「KKK」は、この作者の場合確信犯的にやっているのだろうと思いますが、ナチスのカギ十字と同じレベルに拙いのではないでしょうか。
 私が読んでいるのは公式サイトの公開分とWeb検索で読める単行本の一部のみなので未だストーリー全話は把握できておらず、さらにタレントには全く疎いために、モブとして登場しているのが具体的に誰なのか等はほぼ理解していません。とりあえず主要登場人物のみ紹介してみます。

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「みなごろしのクロム」連載終了

 以前に一度紹介したwebマンガの「みなごろしのクロム」が、5/14の更新で唐突に最終回(23話)となりました。掲載されている「あしたのヤングジャンプ」は有志が自由に投稿できるサイトなので打ち切りではありませんが、ソロモン教団を始めとするさまざまな伏線を放置しての唐突な最終話からすると、ミトラの上司によるやや無理やりな締め発言はあるものの、作者が話の展開に行き詰って半ば投げ出し気味に無理やり終了させたのでしょう。
 その後の18日に追加された補足においてこの作品世界について解説がされ、以前の記事で私が書いた想像がやや違っていた事が解りました。少なくとも作者の意図としては別にコンピュータ内空間ではなくもっと現実味のある世界であり、クロムが行おうとした「世界の改変」もその通りの意味だったようです。ソロモンの聖騎士がそれほどまでに強力であるとは、実際に描かれた部分からだけでは想像できなかったのですが、六角塔とソロモン教団とが双方の人数と力とによって微妙なバランスを保っているというのはなかなか面白いかもしれません。
 実際にこのまま終わってしまうのか、何らかの形で続編が書かれるのかは今の所解りませんが、行方不明となったミトラを探して三人が世界を旅するという続編の展開は容易に想像できます。そこに六角塔とソロモン教団それぞれが絡んで、これまで描かれなかった細かい設定を出してくれれば、かなり面白い内容になるのではないでしょうか。

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