FC2ブログ

Hill Street Blues

この番組も私が観たのはCSでの放送でしたが、これは地上波でも深夜に放送されていたようです。本国アメリカでは評価が高い有名番組で、エミー賞も何度か受賞しています。オープニングと登場人物の解説については、以下のサイトをご覧下さい。
http://www.fsinet.or.jp/~bluemoon/hillstreet/hillstreetmenu.html
この番組を観たとき「87分署シリーズ」をイメージしたのですが、実際にエド・マクベインはこのシリーズを自分の作品の盗作と見なして嫌っていたそうで、87分署シリーズの一作には登場人物の一人がこの番組に言及する場面があります。フリロ署長がキャリラのもじり、というのはやや言いがかりめいていますが、途中で出てくるウィークスという悪徳警官が87分署に出てくるオリー・ウィークスのパクリというのは個人的には頷けました。
上のサイトの記述に幾つか補足すると、シリーズ当初の時点ではフリロはジョイスが恋人である事を周囲に隠しています。そのため彼女が毎回ガラス張りの署長室にやって来て二人がやりあっているのを見て、部下たちは「またあの弁護士がいちゃもんを付けている、と署長に同情しています。それと毎回最後にフリロのアパートのベッドで二人がいちゃついているシーンとの対比が笑える訳です。
二人の関係がオープンになった後もジョイスは仕事とプライベートを完全に分けていて、警察側のミスや違法捜査を徹底的に叩き、フリロも真っ向から応戦します。彼女の仕事振りを見ると、どんな依頼人であろうと弁護士は最善をつくして弁護し、検察側と全力を尽くして闘えば自ずと正しい結果に落ち着く、というアメリカの理想論的な司法の精神を感じます。一方で彼女は女性としても魅力的で趣味も良く、キャリアウーマンの理想像とも言えますがちょっと作られすぎな感もぬぐえません。
ジョイスと対照的なのがフリロの前妻のフェイで、こちらもしょっちゅうつまらない理由で署長室に押しかけるのですが、見ていてこちらが居たたまれなくなります。ただ、嘗てフリロがアルコール依存症だったときに彼女が見捨てずに支えたという設定があるようで、そのためかジョイスとの仲が公然のものになった後も、フリロは彼女に誠実に対応し続けます。
刑事ものの特徴というべきか、殉職して入れ替わって行く登場人物も多いのですが、その割に起こる事件は十年一日のごとくで最初から最後まであまり変わりません。最終回も何かが解決する訳でもなく、逆にバンツ警部補が警察内で窮地に追い込まれたまま、いかにもその続きがあるかのような形で終わってしまったと記憶しています。
ある意味、視聴者の中では「永遠に続いている」ドラマなのかもしれません。

続きを読む»

テーマ:海外ドラマ(欧米) - ジャンル:テレビ・ラジオ

プロフィール

X^2

Author:X^2
このブログは、旧ブログ
Babylon5以外のメモ
からの移転先として立ち上げました
。連動するホームページである
Babylon5 Episode Guide
にもどうぞ。

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
リンク