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ST-TNGの「怪作」

「新スタートレック マイ・ベスト・エピソード」について
川崎さんのBlogでST-TNGの傑作が取り上げられているのに対抗して、こちらでは駄作とは言わないけれど製作意図が見えないあるいは空回りしている「怪作」を幾つか取り上げます。

#23 "Skin of Evil" (邦題「悲しみの星に消えたターシャ」)
まったく無意味にYar大尉が殺されてしまうこの話、当然ながらファンの評判はかなり悪いです。Natasha Ya役のDenise Crosbyとの契約がもめて降板となったために作られたらしいんですが、幾等なんでももう少し見せ場を作って欲しかった所です。よほどスタッフに悪印象を与えたんでしょうか?ただここで彼女が死んだために、"Yesterday's Enterprise"などの名作が生まれた訳ですから皮肉なものです。またDataは彼女の思い出を大切にしていた事が後に明かされるので、この話は彼の人間化にも微妙な影響を与えています。それに実際には「無意味な死」というのは結構あるんですよね。なお、注意して観ていると、この数話前から彼女の死を予感させるシーンに気がつきます。

#25 "Conspiracy"(邦題「恐るべき陰謀」)
おどろおどろしい展開で大事件の幕開けを思わせるのですが、全くの単発事件に終わる話です。「エイリアン」等の気色悪い系統の敵で、StarTrekではやらないで欲しいと思いました。話によると、Klingonに替わるTNGの主敵異星人として、最初はFerengiを想定していたのですが上手く行かず、それならと出してきたのがこの回のエイリアンだったそうです。それも失敗に終わり、三度目の正直になったのがBorgですから、成功する前の試行錯誤の一つとでも言うべきでしょうか。
なお、Babylon5の一話"Exogenesis"が途中までこの話とそっくりな展開で、「おいおい、止めてくれよ」と思って観ていましたが最後は全然違う結末になりました。ただ、いかにも続きがありそうだったのに単発に終わった点はそっくりですね。

#40 "The Icarus Factor"(邦題「イカルス伝説」)
Rikerとその父の軋轢と二人の和解、またDr. PulaskiがRikerの父の嘗ての恋人だった等の見所はそれなりにあるのですが、日本人としては「アンボウ(暗棒?)術」のシーンが強烈で真面目に観ていられない話です。欧米では日本の文字は「異国情緒漂う記号」として認識されているらしいのは判りますが、日本語を散らすならもう少しそれらしい文字にしてくれないと。それに試合のシーンそのものもなんだかもたもたしていて一向に武術らしくないです。それから邦題も意味不明です。

#48 "Shades of Gray"(邦題「悪夢の果てに」)
過去のシーンの使いまわしの連続で、ファンの間では最も悪名高い話です。シーズンの予算を使い切ったために新たなシーンの撮影が出来ず、苦肉の策の結果という話を聞いていますが、それにしてももう少しまともなシーンをつないで欲しかったです。
作り方によってはそれなりのストーリーが書けると思うのですが、製作側も投げやりになっていたんでしょうか。

#66 "Allegiance"(邦題「姿なき誘拐犯」)
#131 "Schisms"(邦題「謎の第3次亜空間」)
二話まとめてしまいますが、相手の意図が結局理解できずしかも単発で次に続かない話です。「世の中には理解できない事もある」のは確かでしょうが、ドラマでこれをやられても観ている方は困惑するばかりです。

#67 "Captain's Holiday"(邦題「大いなるホリディ」)
隠された未来の兵器を探す、というアイディアは悪くないのですが、PicardとVashが全く釣り合わず、なぜ彼が彼女に惹かれたのか不自然に感じます。そもそもこの回のPicardは彼らしくないです。Vashはその後再登場しますがそのときはPicardにお邪魔虫扱いされ、QにくっついてGamma宇宙域へ行ってさらにDS9にも現われます。

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テーマ:海外ドラマ(欧米) - ジャンル:テレビ・ラジオ

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