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ジェイムスン(Jameson)教授シリーズ (Neil R. Jones, ハヤカワ文庫)

古典SFの名作スペースオペラ?シリーズの一つです。全部で中篇21篇からなり、日本では野田昌弘の翻訳により、ハヤカワ文庫から3篇ずつを1冊に纏めた形で、4冊が30年くらい前に出ています。従って残り3冊分9篇が未翻訳で、後書きでは続いて翻訳するような事が書いてあった気がするのですが、その後音沙汰なしです。カバーと中の挿絵は藤子不二雄氏のものでなかなか雰囲気が出ていますが、現在では絶版となり、入手はかなり困難だと思われます。
ちなみに第一巻のカバーはこれです。
http://www.mirai.ne.jp/~hirokazu/sf/sfbook/21MM_1.jpg

主人公のJameson教授は不滅に関する研究に取り付かれ、その方法として甥に自分の遺体をロケットで地球周回軌道に打ち上げるように遺言します。そのロケットは4000万年の間地球を回りつづけ、人類が姿を消して死の星となった地球を訪れた異星人(ゾル人)に発見されます。ゾル人は自らの脳を機械の身体に移植した機械人間で、彼らによって同様の機械人間にされたJameson教授は、仲間に加わって宇宙探検の旅を続けます。
このゾル人たち、不老不死のはずなのですが、脳を納めた頭部が破壊されれは流石に死んでしまいます。そして教授が加わってからの冒険においては、結構死亡率が高い気がします。翻訳部分の粗筋は、ネット検索等で見つける事ができます。
タイムマシン(正確には過去を観る装置)を使って過去の地球の歴史を観る回があり、その中で地球人は進化して姿を変え、遂には太陽系を棄てて別の恒星系へと去ってゆきます。この進化した地球人の描写が微妙に生身のゾル人に似ており、もしかするとゾル人は地球人の末裔ではと想像しています。先に書いたように、シリーズ後半は未翻訳状態のため、その中でこの辺の謎解きが描かれているのかもしれません。どなたか未翻訳部分の粗筋をご存知でしたら、お知らせください。

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