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Dominion戦争後の世界 (DS9)

 StarTrek関係ではもっとも有名なサイトの掲示板で、Dominion戦争終結後の各勢力の関係について論じた記事が掲載されていました。残念ながら投稿者の文体と相手の意見をまったく読まないで一方的に話を進めようとする態度が他の参加者の反発を買い、建設的な議論が進まないままに不毛な中傷の応酬に終始していますが、本来この問題は、まじめに議論する価値があるものだと考えます。以前に「Dominion戦争後のCardessia」でこの件について記事を書きましたが、もう少し掘り下げてみたいと思います。

先ず、戦争終結時のAlpha宇宙域の状況を私なりに整理してみます。
惑星連邦は戦争に勝利したものの多くの艦船を失っただけでなく、Section31による生物兵器の使用は、内部にしこりを残した。Klingonも同様に多くの戦力を失っており、戦争中に政変が起ってMartokが新総裁に就任したものの権力基盤は未だ脆弱な状態。(Wolfによる連邦ととパイプは、国内的にはむしろマイナス要素にしかならない。)Romulanがどの程度の戦力を失ったかは不明だが、タルシアーはおそらく壊滅的打撃を受け、思想統制はかなり緩んでいるはず。
Cardessiaは自国が戦場となり、しばらく立ち直れないほどの被害を受けた。特にCardessia Primeは、造反に対するDominionの報復とKlingonの略奪により壊滅的な状態にある。またオブシディアンオーダーも壊滅。
一方Dominionは敗戦国となったが、Gamma宇宙域の本体はそれほどの痛手をうけていない。もちろんワームホールで消えた大艦隊は大きな損失だし、なによりつながり全体が生物兵器に感染した創設者がOdoによって救われたという経緯から、しばらくはAlpha宇宙域の脅威にはならなそう。
この状況で、おそらくKlingonとRomulanはCardessiaとDominionに莫大な賠償を要求したと思われます。しかしDominion本体は容易に手の届かないGamma宇宙域なので、実際につけを払わされるのはCardessiaでしょう。惑星連邦は両国があまりに過酷な要求をするのを抑えようとするでしょうが、特にKlingonは実際にかなりの血を流していますし、総裁になったばかりのMartokは有力な家柄の出ではないため、支持基盤である軍の要求をかなり飲まなければならず、そのためにも、領土要求は譲れないでしょう。多分、Cardessiaは国境近くの領域をKlingonと(Romulanにも)割譲するはめになったでしょうが、この件で連邦とKlingonとの関係がギクシャクした可能性は大いにありそうで、それがWolfがEnterpriseに戻ってきた一因かもしれません。
それでなくてもCardessiaは戦争で荒廃しており、その上戦時賠償を負わされて、苦難の道を歩む事になりそうです。Garakが指導者になったかどうかは、DS9最終回の描写だけからでは不明ですが、おそらく国民にはオブシディアンオーダーに対する反感があるでしょうから、彼が表に出るのは難しいのでは。誰が指導者になっても舵取りはきわめて困難で、第一次世界大戦後のドイツと同様の状況になるでしょう。その結果Hitlerのような人物が台頭してくるかもしれません。
Romulanは戦時賠償を得て一時的に得をしたにしても、タルシアーの壊滅によって対外的には情報
戦に乗り遅れ、国内的には統制を失って混乱したと思います。おそらくその結果がレムス人の台頭を招き、ネメシスの展開に繋がったのでしょう。
多分Alpha宇宙域で一番儲けたのはFerengiでしょう。なにしろ戦争も平和も彼らにとっては金儲けのチャンスですから、復興事業で大儲けしたのは疑いのないところです。VOYの最終回でBorgの脅威からしばらくは開放されたようなので、Ferengiにとってはわが世の春かもしれません。

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