FC2ブログ

ST-ENT #75 "Countdown" (地球攻撃10時間前)

 StarTrek Enterprise第三シーズンの第二十三話、次回がこのシーズンの最終話となります。
 Hoshi Satoが救出されたのに、その過程でHayse少佐が戦死と明暗が分かれ、レギュラーとその他の扱いの差が出ましたね。また、最終兵器の地球進撃が食い止められず、地球近傍での最終決戦に持ち込まれるなど、「予定調和」がはっきりと見えてきました。まあ、それ自体は別に悪い事ではありません。映像的には色々と見所がありました。水棲族の宇宙船の大きさには驚きました。歴代の主力艦のうちでは小さい方とはいえ、Enterpriseが搭載機程度とは、VOYに出てきたVothのCity Ship並の大きさではないでしょうか。ただ個人的には、この話に限らずBabylon5でもそうなのですが、宇宙SFの艦隊戦シーンにはあまり興味がありません。宇宙戦闘での戦術など、宇宙船の性能やそもそもの宇宙物理の設定で何が最善かはいくらでも変ってきますし、リアリティーを求めれば恐らく逆に見栄えのしない映像になるとおもいます。
 一方肝心のストーリーの方は、やっぱり今ひとつです。創造者が「介入」するって、てっきり過去を改変するのかと思いました。あの種の物理的な手段なら別に「介入」なんて言葉は大げさな気がします。また、爬虫類族が兵器を起動するまで渦に入らなかったのも謎ですね。Hoshiへのあの拷問、さらに昆虫族まで切り捨てて、悪の枢軸だから滅ぼしてもかまわない、と視聴者に印象づけようとしているような気がします。そして何と言っても今回気分が悪かったのがHoshiの拷問シーンです。わざわざあのシーンを入れる意味があったのでしょうか? 例えばTNGの"The Best of Both Worlds"で、Picard艦長がBorgに改造されるシーンを入れるようなもので、ない方が良いと思います。さらに救出され、未だ意識もはっきりしない彼女を強引に連れ出すArcher船長、これもまた嫌悪感が走りました。先週T'Polが口にした「多数の利益のためには・・・」という言葉、あれは自らを犠牲にしたSpockが言ったから感動するのであって、他者を犠牲にした者が口にして許される言葉ではないでしょう。
 未だに理解できないままになったのが、Hayse少佐とReed大尉との立場の上下です。階級は少佐の方が上なのに、ドラマ上明らかにReedの方が上官で、実際に彼がHayseに命令していました。Reedの方が宇宙の経験豊富で現場を良く知っているという事で彼が仕切るのは解るんですが、それならEnterprise船内では、はっきりReedの方に高い階級を与えるべきのように思います。元々別組織の出身で、いまさら階級を調整する訳にもいかない、という事でしょうか。

続きを読む»

スポンサーサイト



テーマ:海外ドラマ(欧米) - ジャンル:テレビ・ラジオ

プロフィール

X^2

Author:X^2
このブログは、旧ブログ
Babylon5以外のメモ
からの移転先として立ち上げました
。連動するホームページである
Babylon5 Episode Guide
にもどうぞ。

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
リンク