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ST-ENT #93 "Bound" (誘惑の甘い罠)

 StarTrek Enterprise第四シーズンの第十七話です。
 Orionの奴隷女の魅力に船長以下がメロメロになって、というTOSを思わせるような展開は、その奴隷制度の意外な真実も含め、今回の話を単体として観ればそこそこ面白かったのですが、その前までのストーリーの流れからすると、かなり疑問符が付きます。まずReedが、Section31がらみの一件がまるで無かったかのように普通にブリッジに居て、他のクルーとも全く平常に接しているのが信じられません。あのような背信行為を行い、「艦の仲間たちよりも大事なものに忠誠を誓っている」とまで言ってしまった彼が、たとえ船長に許されても(そもそもそれが有りそうもないのですが)どの面下げてEnterpriseに留まれるか、と思うのが通常の感覚ではないのでしょうか?それからTuckerも、何のかの言いながらEnterpriseに留まって居て我が物顔に機関部を取り仕切り、ついには元の鞘に納まってしまいました。ColombiaのHernandez船長は、彼とT'Polとの痴話げんかというか恋愛遊戯に振り回されて全く馬鹿を見たわけで、正直うんざりしたのではないでしょうか。
 それから単体レベルの突っ込みですが、ブリッジに乗り込んできたTucker, 撃つのならクルーではなくOrionの方では?それ以前に、T'Polが行動を起こすべきだとも思いますが。
 この第四シーズンに入り、話一つ一つのアイデイアとしてはかなり見るべきものがあるのにも関わらず、なぜか感情移入できず、素直に楽しめない事が多いです。どうやらその理由は、クルーの人間関係の薄っぺらさにあるようです。もっと言うと、彼らの感情の動きと行動原理に、中高生レベルの幼さを感じるのです。つまり結局は、人間ドラマとして成功していないように思います。

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