アンダーグラウンド

 旧ユーゴスラビア出身の有名な監督であるエミール・クストリッツァの、第二次大戦以降のユーゴスラビア史をテーマにした3時間近い長編映画です。紀伊国屋から出ているDVDで観たのですが、映画本体も然ることながら、二枚目のディスクに収録されているクストリッツァの50分以上に渡るインタヴューが必見です。一方ではヨーロッパ統合を謳いながら、他方では旧ユーゴスラビアの崩壊を容認した、というより紛争当事者の一方のみに肩入れして積極的に崩壊させた西欧諸国とその文化人たちに怒りをぶつけ、彼らの罪を問う彼のインタヴュアーへの反問と、その問を何とかそらして別の質問に持っていこうとするインタヴュアーとのやり取りが完全にかみ合わないままに延々と続くこのような「インタヴュー」は、これまでちょっと観た事がありません。チトーへの厳しすぎる評価を除けば、私自身かなりクストリッツァの主張に共感できるので、余計にインタヴュアー側のオタオタ振りが見えてしまって、ある意味映画本体と同じくらいに可笑しかったです。

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