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皆殺しの天使 (ルイス・ブニュエル監督:メキシコ映画)

 スペイン出身で内戦後にメキシコに帰化したルイス・ブニュエル監督の1962年製作作品で、不条理なシュルレアリズム映画として有名です。ネット上も「訳が解らない」という観想が多いのですが、「晩餐会の後で部屋から出られなくなった」という起こっている事自体は理解しやすく、ただそれが起きた理由に一切の合理的説明がされていないという不条理さです。物理的に閉じ込められているわけではなく、しかも問題の部屋は隣の部屋との間に壁すらなく敷居しか境界がないので画面的にも非常に奇妙に見えます。ブニュエル監督自身もこれに対する説明を拒んでおり、観た者に解釈を任せる態度を取っています。従って多くの解釈が可能であり、画面で描かれた事に明確に矛盾する説明でなければ全て間違っていないと考えられ、私自身は以下のような解釈をしました。

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