Justice League #31-32 「悪夢」 (Only a Dream)

冒頭におけるジョン・ディの白昼夢で連想したのは、ジェームズ・サーバーの短編小説「ウォルター・ミティの秘密の生活」です。主人公のウォルター・ミティと同様に現実世界ではうだつの上がらない小悪党だったジョン・ディは、空想の中では(ダーク)ヒーローとである事を夢見ていたようです。
 バットマンがジョン・ジョーンズに言った「オデュッセイア」の中に出てくる「ウーテウス」の話が始めどう関係しているか判らなかったのですが、英語で「ジョン・ドゥ」というのは名無しのごんべいすなわち「誰でもない」を意味する「ウーテウス」と同様という意味のようです。ただそれでも「だからどういう意味?」という感じがしないでもないのですが。
 ジャスティス・リーガーたちの見た悪夢は、恐らく各自が内心で一番恐れていた事の具体化なのでしょう。ホークガールは閉所恐怖症だったんですね。彼女の場合は前半でのルミナスとの戦いでも同様の目に会っているので、かなりのトラウマがあるようです。もしワンダーウーマンが登場していたら、ヒッポリタ関係の悪夢を見ていたのだろうなと想像します。
 前半で逃亡していたヴィランたちのうち、ソロモン・グランディとコッパーヘッドは三度目の登場です。グランディはともかく、コッパーヘッドの小物ぶりには笑ってしまいます。

追記:フラッシュの悪夢のシーンで思い出した短編SFがあります。タイトルは忘れたのですが、謎の男女から凄腕の泥棒に「時間を止める装置」を使って博物館の貴重な遺物を盗み出すように依頼があるという話で、実は数十分後に迫った新型核兵器の実験によって地球が滅亡すると知っている異星人が、地球人の歴史遺産を回収していたというオチです。異星人は主人公の泥棒に真相を告げた後で、装置を切って元の時間に戻るのもそのままこの時間に留まるのも自由だと告げて立ち去るのですが、そのラストシーンが今回の場面に似ています。ただ今考えてみると、時間を止めた状態でなら主人公は実験を止められるのではと思いました。
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