Justice League #35-36 「第三の目を持つ男」 (Hearts and Minds)

デスペロの軍隊のモデルは恐らくイスラム原理主義でしょうが、カトマら女司祭の服装などはアラビアン・ナイト的なイメージですね。
 本当は平和的な「パイターの炎」の意思がデスペロによって誤解あるいは歪曲されているという設定は、イスラム教とキリスト教(さらにユダヤ教も)の神が同一のものであり、イスラム教は予言者マホメッドによる(キリスト教側から見て)誤った解釈によるものである、という主張を暗示しているのかもしれません。
 スチュアート(グリーンランタン)とカトマ、ホークガールとの三角関係というかですが、実はスチュアートが意識過剰なだけな気もします。少なくともカトマはほとんどホークガールを意識していないようですし、ホークガールも相手をやや気にしてはいるものの、嫉妬するとかいった感じではなさそうです。一方で、裏切り者の男の方が、実は嫉妬が原因なのかもしれません。恐らくそれまでは「カトマの家の警備をしている」-> カトマのお気に入り、と自負していたのが、そのカトマがスチュアートとキスしたりキローグと抱きあったりと、自分はなんでもない事に気が付き、自暴自棄になった可能性はあるのは。それからキローグは前に登場したときもフラッシュと共に、しどろもどろになりながらランタンの弁護に立っていたのを思い出しました。あれ以来フラッシュとは気があうのかもしれません。

ところでこの話を見ているうちに、ずっと以前に考えた事を思い出しました。オウム真理教事件のときに、麻原の「空中浮遊」が本物の超能力なのかが話題になり、もちろん「超能力ではない -> 麻原は詐欺師」という議論になったのですが、実はこの議論の建て方はかなり危険なのでは。もしこの話のデスペロのような「本物の超能力者」が出現したら、「自分が超能力者だという嘘つきは信用ならない」という論理は崩壊し、却って無批判にその超能力者の主張に従う事になりかねないと思います。正しい論理は、「超能力が偽だろうが本当だろうが、間違った命令には従えない」でしょう。
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