Justice League #45-46 「消えた英雄」 (Hereafter)

 今回の「主人公の一人が死んだとされて皆が悲嘆に暮れるが実は・・・」という話も、連作シリーズものには一回はある展開です。しかし後半の展開はかなり意外で、ラストシーンでは素直に心打たれました。
 最初のヴィランチームのうち、カリバックだけは再登場ですが、仮にもダークサイドの息子がわざわざ地球でこんな事をしているなんて、ずいぶん落ちたものです。もっとも「正義の夜明け」での扱いを見ても始めからダークサイドに半ば息子扱いされず、部下にも馬鹿にされていたのではという気もしますが。トイマンは見かけや言動からはバットマンシリーズ系の敵のような感じですが、実際にはスーパーマンの方のかなり古くからの敵という事です。
 葬儀のシーンや墓の前でのバットマンの独白はかなり感動的でしんみりするところが、その後のロボがらみのどたばた、特に彼の勘違いぶりの凄さによって、前半はどちらかというと笑える印象が強くなってしまいました。彼のように自分が場違いで嫌われている事をどうしても理解できない奴というのは、実世界でもときどき居るような気がします。
 後半は一転して、異世界と化した未来の地球でのスーパーマンのサバイバルとサヴェッジとの邂逅がほとんどを占めています。前半にホークガールが一人で泣いていたシーンの崖と、未来の地球でスーパーマンが橇で行き着いたのが同じ場所なのでは(恐らくグランドキャニオン)とか、狼を表す「ロボ」の名とスーパーマンと狼の群れとの奇妙な交流とが関係あるのでは等々、色々と気になる点がありました。しかし人類が滅びて数千年も経っているのに、あの車がよく動いたなと思います。
 今回のサヴェッジはこれまでとは一転して、それだけの時間があったのだと思いますが、独りで生きるのに疲れ果て、世界征服の無意味さを知り悟りを得た人物となっていました。恐らくあのタイムマシンは「歪められた過去」のそれと同種のもので、「同じ人物がいる過去には行けない」という説明によって、あの話でサヴェッジ本人が過去に行かずに情報だけを知らせた理由が判りました。
 突っ込みですが、バットマンの台詞の「質量保存の法則がある限り・・・」って、あの世界ではそもそもその法則は無視されているのでは?しかもタイムスリップしているのなら、結局は質量保存測は破綻していた訳で、バットマンの主張は成り立っていないように思います。
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テーマ:アニメ - ジャンル:アニメ・コミック

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No title

>>しかし人類が滅びて数千年も経っているのに、あの車がよく動いたなと思います。
 あれはスーパーマンと同時期に転移で飛ばされた車なようです。動いてもなんら不自然はないかと。

>>カリバック
 ダークサイドがこの世で唯一愛した女の息子なんですけどね。賢くないのがダメなようです。

ありがとうございます

tamakaiさん、継続的に訪問してくださっているようでありがとうございます。アメコミ初心者なので、馬鹿な事も書いているかもしれませんが、これからもお付き合いください。
なるほど、あの転送台のような円盤に乗っていたのは、スーパーマンと一緒にタイムトラベルした物だったんですね。
そういえば、あのダークサイドが嘗て大恋愛をしたという設定は、どこかで読んだような覚えがあります。オリオンではなく、カリバックの方がその忘れ形見だったんですね。そうするとあの女性はカリバック同様に猫耳だったんですか?

No title

>>そうするとあの女性はカリバック同様に猫耳だったんですか?
 話としては知ってますが絵は知らないので、検索をかけてみました。Suli(スーリ、ダークサイドの妻)は確かに耳が長く尖ってますね。Englishのwikipediaに項目がないのには困りました。

No title

tamakaiさん、素早い情報をありがとうございます。早速"Suli DC"で検索を掛けて、画像を確認しました。ダークサイドの父親とか母親もコミックに登場しているんですね。
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