Justice League Unlimited #6 "This Little Piggy"

 前話に引き続きユーモラスな話ですが、豚に変えられたワンダーウーマンにとってはとても冗談では済みません。今回のリーグ側の主役はそのワンダーウーマンとバットマン、そしてザターナの三名ですが、他にブワナビーストにも話す場面が幾つかあります。さらにクリムゾンアベンジャーも一言だけ台詞があるのですが、実はこれがシリーズ全体で彼の唯一の台詞との事です。

 今回のヴィランであるキルケ(Circe)はギリシャ神話由来の魔女であり、相手を豚に変えたのも神話での振舞と同じです。はっきりとは判りませんが、ヒッポリタとのいざこざの末にタルタロスに幽閉されており、「ヒッポリタには近づかない」という誓いをして釈放されたという設定らしいのですが、その誓いには含まれていなかった娘のダイアナ(ワンダーウーマン)に逆恨みをぶつけた訳です。しかしバットマンの独唱に聞き惚れて涙を流し、約束通りにダイアナを元に戻す辺りは、前話のモーガン・ル・フェと同様に彼女もそう悪人ではないように見えます。
 今回のポイントはバットマンとダイアナとの恋愛です。キルケが現れるまえに屋根の上で博物館の入り口を見張っている二人のやり取りでは、ダイアナが二人の関係を発展させるのにかなり積極的なのに対し、男の方は恋愛の問題点を数え上げるなど冷静で、女はかなり苛立っている様子でした。最初の問題点の「チーム内での恋愛は破局を招く」というのは、恐らくランタンとホークガールとの恋愛の結末を踏まえての事でしょう。また第二の問題点は一見すると不老不死の神の一族であるダイアナと、いずれ老いて死ぬ自分とを比較したように見えますが、後のカドムス危機における彼の立ち位置を知るとやや別の見方が出来るかもしれません。
 しかしやはり彼がダイアナをかなり意識しているのは、豚に変えられた彼女をDr.フェイトに見せるように勧めたザターナに反対した事でも伺えます。しかし結局ブワナ・ビーストら三人には知らせてしまっているので、ダイアナの名誉を守れた訳でもないと思うのですが、まあ彼女を探し出す事が最優先という事で、方針を転換したのでしょう。
 ザターナは単に偉大なステージマジシャンというだけでなく、実際には強力な魔術師でもあり、バットマンの単独シリーズにもゲスト出演をしているようですが、JLUではこの話以外はあまり活躍がないようです。彼女の魔法の呪文は、通常の言葉をつづりを逆にして唱えるもので、実際に今回の一連の呪文もlそうなっています。しかし代価として払ったあの巨大な中国銭を、いくらその魔法が効かなかったからと言って取り返すのは契約違反では?
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