Justice League Unlimited #10 "Dark Heart"

 「はるか昔に滅びた星間文明の最終兵器が、戦争が終わった事を理解しないままに全ての星を滅ぼし続ける」というダークハートの設定は、「バーサーカーもの」SFの系譜に連なるもので、StarTrekにも似たような怪物マシンが登場しています。しかし、「全てを食いつくして自分自身の複製を作る」相手に遭遇したロッククライミングカップルの女性が救助を呼べたのが何とも謎ですね。
 なおこの話も前話に続いてカドムスアークの一話を成しています。

 今回の主役はアトムとBig3ですが、他にも多くのメンバーの戦闘する姿が確認できます。そんな中で個人的に注目しているのが、Dr.ライトです。彼女は空を飛んだり何らかのビームを放つ事ができるため、すでに"Return"においても第一次防衛ラインに加わっていましたが、今回の戦闘ではかなり目立っていました。(これは白黒のコントラストのある彼女のコスチュームが目立つという理由もあるのかもしれません。)さらに危機に陥ったバットマンを救い上げたり、アトムを運ぶワンダーウーマンをスーパーマンと共にサポートするなど、台詞のないメンバーの中では一番活躍していたように思います。"The Greatest Story Never Told"でもジョンジョーンズに指名される前に飛びだすなど、非常に積極的に行動する人物のようですが、調べて見ると日本人(本名:ホシキミヨ)で、しかも子供が日本に居るという設定という事で驚きました。もう一人、ブースターゴールドも今回はきちんと仕事をこなしていました。Dr. Tracy Simmonsとの出会いで、何か悟るものがあったのでしょうか?
 主役のアトムは、実はJLの「消えた英雄」において名前が出ています。と言っても「アトム」という名ではなく、サヴェッジが地球征服のために利用した「ドワーフストーン」を盗んだ相手のレイ・パルマーが、実はアトムの本名です。これも調べて見ると「ドワーフストーン」は実際には"a piece of dwarf star matter"つまり白色矮星のかけららしく、だからこそそれを使った結果が太陽系の引力バランスの崩壊につながる訳です。彼はかなり真面目で信頼のおける人物と目されているようで、だからこそ今回もワンダーウーマンの胸の谷間に入れてもらえるという貴重な体験が出来たのでしょう。しかし今回のワンダーウーマンの戦い振りは目を見張るものがありました。考えてみると、彼女はレーザー系の飛び道具でなく、肉体的なパワーと素早さで戦うキャラクターなので、今回のような相手には本来は不向きで、そのため逆にあのような凄まじい戦い方をせざるを得なかったのでしょう。
 
 もうひとつこの話で重要なのは、ワッチタワーに装備されていたレーザーキャノンが始めて使用された点です。JL最終話の「決別の時」において、地上に建設されたサナガーのハイパースペースジェネレーターを破壊するのにワッチタワーそのものをぶつけるという最終手段を取らざるを得なかった反省から、このような強力な兵器が装備されていたようですが、今回の使用はジャスティスリーグに対するカドムスの警戒と不信感を増大させる結果になりました。それにしてもジャスティスリーグに対抗するためにダークハートを回収するとは、アトムが嘆くのも無理はないですね。
スポンサーサイト

テーマ:アニメ - ジャンル:アニメ・コミック

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

X^2

Author:X^2
このブログは、旧ブログ
Babylon5以外のメモ
からの移転先として立ち上げました
。連動するホームページである
Babylon5 Episode Guide
にもどうぞ。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
リンク