小惑星Vestaに到達したDawn探査機

 久しぶりに天文関係の記事が続きます。2007年9月に打ち上げられたNASAの探査機Dawnが、7月15日に最初の目標天体である小惑星Vestaの周回軌道に入りました。探査機「ドーン」、小惑星ベスタに到着

 Vestaは直径が500km前後とメインベルト天体のなかではCeres, Pallasに次いで3番目に大きな天体で、「小惑星」としては4番目に発見されました。その大きさと、軌道がかなり内側にある(軌道長半径2.362 AU)事、さらに平均的な小惑星よりもアルベドが高い(0.4228)事が相まって、小惑星の中では例外的に明るく、衝の時期には肉眼でも観測可能な明るさとなります。もちろん表面の詳細な様子が調べられるのは今回が初めてです。

 ところでリンク記事の中で、Dawnのイオンエンジンに関して、「毎秒につき6.7kmという、イオンエンジンによる最大加速を達成した。」とありますが、これはかなり説明不足な気がします。"km/s"という単位は加速度ではなく速度の単位であり、恐らくイオンエンジンによる速度変化の絶対値の積分量(速さの通算変化)が6.7km/sだったという意味なのでしょう。
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