Justice League Unlimited #18 "The Balance"

 前話でのワッチタワーからのアニヒレイター強奪から直接続く話で、一言で言えば「油と酢コンビの地獄下り」です。
 JLの「失われた楽園」においてハデスに騙されて利用されたファウストの魂はタルタロスに捕らわれていたのですが、どういう方法でか、「弟子」のタラによってタルタロスからは救出されていたようです。しかし彼女が彼を鏡の中に閉じ込めたままにしておいたというのは、実のところ彼を信頼していなかったのでしょうね。騙されて鏡の中に捕らわれたタラは、どうやら第三シーズンに再登場する直前までそのまま放置されるようです。
 次のワッチタワーの食堂でのシーン、ダイアナとシャイアラのディナーのダブルブッキングは、フラッシュのうっかりではなく意図的なものでしょう。恐らくシニアメンバーの二人の不仲を見かねて、同じシニアメンバーの自分が何とかしなくてはと考えての事でしょうが、この時点では力不足でした。しかしあの場面では"The Once and Future Thing"の最初の場面と同じく、食堂に居た全員があのテーブルを息をのんで見守っていたでしょうね・・・。ダイアナを部屋で待っていたヘルメスが始めに間違えて渡した手紙の内容も気になりますが、ダイアナがシャイアラの部屋のドアのセキュリティを自分の権限で解除できるというのはある意味衝撃的でした。もちろんトラブル時に管理者(ジョンジョーンズ)が権限で解除出来るのは当然でしょうが、この二人の関係は同格のはずなのに、あんな簡単に開けられるとは。
 さて二人がファウストを捕らえるために向かった地獄は、ギリシャ神話の死者の国とキリスト教的な地獄との混合物のようです。シャイアラの姿は確かに「天使」ですが、彼女が悪魔に向かって中指を上に向けたのは、悪魔を挑発したという事でしょうか、それとも単に「上(天国)から来た」という意味だったのでしょうか?
 タルタロスで岩に縛られて鷹に襲われていたハデスの姿は、本来のギリシャ神話でのプロメテウスそのままですね。そうなると彼を救い出したダイアナはヘラクレスに相当しているのかな。しかし口から火を吐くハデスは、神というよりほとんど怪獣扱いですね。ファウストに止めを刺したのがシャイアラではなく、彼女のメイスを使ったダイアナだったのはシャイアラファンからするとやや残念ですが、元々のゼウスからの命令を受けたのがダイアナですから仕方のない所でしょうね。というより、あの命令は二人を和解させるための誘い水だった?
 シャイアラの「私たちは油と酢」発言は、それだけ聞いたときは「水と油」の間違いではと思ったものですが、この文脈ならなるほどその通りですね。「水と油」では全くそりが合わない点だけが強調されますが、「油と酢」なら「そりが合わないけれどそれでも常に共闘する」というニュアンスが伝わります。おそらくシャイアラ流の和解の言葉だったんですね。
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