Justice League Unlimited #24 "Panic in the Sky"

前話で出撃命令をガラティアに出したウォーラーが、彼女の配下につけるアルティメンのクローン部隊を見せる所から、カドムスアークを締めくくる四連話の三話目は始まります。このクローン部隊は以前のヴァージョンとは異なり自律思考はなく、ガラティアからのテレパシーによる指示に従って行動するように作られている正に戦闘機械軍団です。スーパーガールのクローンとして作られたガラティアもまた「戦闘機械」として育てられてたはずですが、出陣の直前にDr.ハミルトンに別れのハグをした彼女の「さようなら、パパ」という言葉は、それとは別の顔を窺わせます。確か"Fearful Symmetry"のラストシーンで、彼は重傷を負ったガラティアに自分の娘であるかのような言葉をかけていましたから、彼女もまた彼にだけは甘えていたのかもしれません。そう考えるとあのシーンは、例えば花嫁が父親に最後の別れを告げるような、ホロリと来るシーンといえるでしょう。
 ワッチタワーでの会議でアメリカ政府への投降を決めた創設メンバー五名が地上に向かった後での、ショックを受けているカラ(スーパーガール)とスティールとの会話が印象的でした。創設メンバーたちは必ずしも「最強」ではないが、それまでバラバラに戦っていたヒーローたちをまとめた「ジャスティスリーグ」を初めて結成した事で特別である、という事は、当然の事ながら例えばゴールデンエイジのリーグは無視されている訳ですね。しかし確かに旧JL結成時に「自分はパートタイムだ」と言っていたバットマンでしたが、今でもそうだったんですね。何だか都合の良いように立場を使い分けているような気もしますが、金主は立場が強いという事なんでしょう。
 ワッチタワーでの戦いでは、ガラティア本人はスティールとカラを圧倒したものの、アルティメンの方は同じ能力同士のウインドドラゴン3人vsレッドトルネード戦で典型的にみられるように、「数だけ」の半ばザコ扱いでした。尤も、彼らの任務は始めからガラティアがワッチタワーの原子炉を爆発させるための時間稼ぎと考えれば、十分その役割を果たしているとも考えられます。カラはガラティアに散々にやられながらも「あんたは本物じゃない」と挑発を続けた結果、ウォーラーの撤収命令を無視してのガラティアの暴走につながったわけですが、あの挑発が良かったのかどうかは疑問です。
 今回よく解らなかったのは、ワッチタワーでのパワーダウンと復旧の経緯です。レーザー砲発射後に1分間はメインパワーがダウンする、というのは以前の話でもありましたが、今回最後にガラティアが返り討ちとなったシーン直前に復旧したのは、そのダウンからでは遅すぎますよね?レーザー発射前にジョンジョーンズが回線を引きちぎったので、そちらの影響でダウンしていたのでしょうか?指令室とアトムとのやり取りが聞き取れれば、その辺は理解できたのでしょうか。
 それからブレイニアクはいつ頃からどういう経緯でルーサーに寄生していたんですか?もちろんルーサーのクリプトナイトによるガン?が消えたり、彼が超人的な体力を発揮したのはブレイニアクによるものなのでしょうが、そもそもブレイニアクが彼に取りついたのは偶然なのでしょうか?
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テーマ:アニメ - ジャンル:アニメ・コミック

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No title

>ブレイニアクはいつ頃からどういう経緯でルーサーに寄生していたんですか?
 Superman the Animatedの中盤から。エピソードは『姿なき侵略者』だったかな? 約十年越しの伏線になります。
 あらましとしては、ブレイニアクはこのシリーズの前半で既にスーパーマンの手で本体を破壊されており、地球のweb上に退避させた自身の膨大なデータを再インストールする体をつくるために、ルーサーと彼のラボを利用するというものです。
 脅迫されたルーサーは、ボディをほぼ完成させた後に、「お前はもう用済みだ。」とビームの直撃を背中に浴びました。とりあえず、本体が消失したときのための予備(バックアップ)のひとつだったんでしょうね。
 レックスコーポの異変を察知したスーパーマンが高速で事態の究明をはかりにきたため、ブレイニアクは緊急措置として、ルーサーへの攻撃を目くらましにして彼の肉体内部に自身のバックアップを埋め込ませたという……なかなかすばらしい伏線に昇華されましたね。

No title

tamakaiさま、解説をありがとうございます。何とそんな以前の伏線だったんですか。という事はJLでのルーサーは始めからブレイニアクが取りついていた状態なんですね。
>このシリーズの前半で既にスーパーマンの手で本体を破壊されており
という事は、あの小惑星の彼?は複製というかバックアップというかだったわけですか。まあ彼の場合「自己同一性」があるのか不明なので、どれが本物という事も言えないんでしょうね。
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