Voyager1号が「太陽系の端」に到達

1977年に打ち上げられた惑星探査機Voyagerの太陽系脱出が近いのではと、しばらく以前から話題になっていましたが、asahi.comに以下のような記事が出ました。
ボイジャー1号、太陽系の「端」に到達か NASA発表
 asahi.comの記事よりは少し前の状況になりますが、より詳しい解説記事がAstroArtsにあります。
もうすぐ太陽圏脱出? ボイジャーの周りで宇宙線が急増

 これらの記事を読んでいてやや気になるのが、「太陽系の範囲」の定義です。現在の定義によれば、太陽風が届く範囲であるへリオスフェイアの内側が太陽系であり、今回のNASAの発表は、ヘリオスフィアの境界面であるヘリオポーズをVoyager1号が通過したというものなのですが、そうするとセドナや最近想定されている「惑星X」の軌道は大部分「太陽系の外」すなわち恒星間空間にある訳ですね。なんだか奇妙な感じですが、もちろんこれは「決めの問題」なので、将来どうしても不都合になれば定義を変えればよいという話なのでしょう。
 なお、どうやらVoyager1,2とも銀河内での太陽の進行方向に近い側に向かっているため、ヘリオポーズに到達するのが早かったようです。これはもちろん狙ったはずはなく全くの偶然であり、もし偶々反対側だったら、探査機の寿命以内にヘリオポーズに到達するには絶望的だったと思われます。
スポンサーサイト

テーマ:宇宙・科学・技術 - ジャンル:学問・文化・芸術

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

X^2

Author:X^2
このブログは、旧ブログ
Babylon5以外のメモ
からの移転先として立ち上げました
。連動するホームページである
Babylon5 Episode Guide
にもどうぞ。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
リンク