ヒッグス粒子発見に関して

 一般紙を含めて昨日のトップニュースとなった「ヒッグス粒子発見」ですが、その報道の中で、「標準理論で存在が予想される17種の素粒子のうち、最後まで未発見だったもの」とあって、あれそうだったけ、そもそも17種とい数はどこから出てきたのかな、と気になったのですが、今日の朝日の紙面を読んでいてある程度解って来ました。
 その解説によると、クォークが6, レプトンが6, ゲージボゾンが4で、残りの一つが今回発見されたヒッグス粒子となっています。という事は、クォークはアップ、ダウン、ストレンジ、チャーム、ボトム、トップで6種類、レプトンは電子、ミューオン、タウオン、電子ニュートリノ、ミューオンニュートリノ、タウオンニュートリノで6種類とここまでは良さそうで、ゲージボゾンがフォトン(光子)、ウイークボゾン、グルオン、グラビトン(重力子)の4つと勘定するのでしょうが、グラビトンって本当に他の粒子と同等の意味で検出された事があるんでしょうか?
 そうすると今まで勘違いしていたのですが、ヒッグス粒子はレプトンやゲージボゾンではない、全く別系統の素粒子だったんですね。また、例えばスティーブン・バクスターの作品などにも登場する「超対称粒子」といったものは、やはり標準理論の外のものという事です。

追記: ここまで書いてネットで調べたら、何とウイークボゾンをWボゾン、Zボゾンの二種類と勘定しているようです。という事は標準理論にはグラビトンは入っていない訳です。「標準理論」といっても、重力は含まれていない訳でした。考えてみると、ヒッグス粒子が「質量を生み出す粒子」なのに、その質量の相互作用を媒介するグラビトンが理論に入らないのは妙な気がします。ヒッグス粒子が質量を生み出す機構の説明を見る限り、「慣性質量」の説明なのですが、それが「重力質量」と同じというのは、標準理論の外側の話なんでしょうか。そうなると、重力を取り込むさらに一般の理論にはまだまだ遠いのかな、というのが、正直な感想です。
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