Justice League Unlimited #33 "Patriot Act"

 第二シーズンの「カドムスアーク」の後日談とでも言うべき話でした。冒頭の第二次大戦中におけるスパイスマッシャーの映像は、一体誰がどのようにして撮ったのか疑問ですが、極秘資料を読んでいたイーリング将軍の頭の中の想像シーンという事なのでしょうね。
 一応ジャスティスリーグとは和解したらしいアマンダ・ウォーラーとは異なり、イーリング将軍の方はこの時点でも敵対心を隠してすらいない様子です。第二シーズンでカドムスチームが抱いていたメタヒューマン支配への危機感からすると、現実にはむしろ彼の態度の方が一般的かもしれません。人類への最大の脅威と自分が見なしていたメタヒューマンに 、気がつくと自らが変貌していたという今回の落ちは皮肉ですが、さらに考えてみるとこれは、9.11以降のアメリカの変貌とも重なるものがあります。将軍とアマンダ・ウォーラーとの会話の中に、現実世界でのソビエトとの対立の話が出ていた事を考えると、こちらの方が正に作者の指摘したかった事のように思えます。
 今回のリーグメンバーは、グリーンアロー以外はややマイナーキャラというか、パレードの観客も「一体誰だこりゃ?」的な雰囲気でした。しかもその中でイーリング将軍が人類の敵と見なすメタヒューマンと言えるのはせいぜいスターガールだけで、その点も将軍の主張が的外れである事を強調していたように思います。
 ところで、あのナチの科学者が開発した薬品によって、なぜドゥームズデイそっくりの怪物に変貌するのかが今一つ理解できません。実はあの薬はナチが独自に開発したものではなく、宇宙からもたらされたものなのでしょうか?いずれにせよ、変貌した将軍が単にメタヒューマンではなくスーパーマンとの対決にこだわっていたのは、ドゥームズデイとの類似が見掛けだけではない事を示しているように思えます。しかしあの薬は注射器のなかで密閉もされていないまま50年以上も放置されていたんですね。
スポンサーサイト

テーマ:アニメ - ジャンル:アニメ・コミック

コメントの投稿

非公開コメント

>今回のリーグメンバーは、グリーンアロー以外はややマイナーキャラというか、パレードの観客も「一体誰だこりゃ?」的な雰囲気でした
いつの時期の隊員構成になるのかはしりませんが、セブン・ソルジャーズ・オブ・ビクトリーというチームの再現らしいです、あれ。スタッフのマニアックさ全開のシナリオだそうで。

tamakaiさん、久しぶりのコメントをありがとうございます。あのチームはオリジナルがあったんですか。マイナーリーグのオールスターチームみたいな感じですね。スピーディが(前サイドキックでなくて)前パートナーだ、とグリーンアローに言い返していたのには、ちょっと時代の変化を感じました。

プロフィール

X^2

Author:X^2
このブログは、旧ブログ
Babylon5以外のメモ
からの移転先として立ち上げました
。連動するホームページである
Babylon5 Episode Guide
にもどうぞ。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
リンク