500光年先に発見されたハビタブルゾーン内の地球型惑星

 一週間ほど前に一般ニュースのサイトにも出ていた話題ですが、これまでで最も地球に似た太陽系外惑星が500光年彼方の恒星系に発見されています。ハビタブルゾーンにある地球サイズの惑星を初めて発見
リンク先の記事にあるようにこの惑星の直径は地球の1.1倍と見積もられており、しかも岩石惑星らしいので、地球タイプの惑星であるのは確かなようです。
 ニュースでは、「第二の地球発見」という表題になっていたのですが、正直なところこのレベルではその形容は大げさと思います。今回発見された惑星の主星Kepler186はスペクトル型Mの赤色矮星で、惑星はそのハビタブルゾーンの外縁近くを公転しています。Kepler186fという名前は、この惑星がこの恒星系に発見された5番目の惑星である事を示しています。(主星がaであり、最初に発見された惑星がb, 以下アルファベット順に名づけられている。)一方で地球は太陽のハビタブルゾーンの内縁近くを公転しており、それにも関わらず過去には全表面氷結といった状態を経験している事を考えると、少なくとも主星がソーラーアナログ以上の太陽似の恒星で、もっとハビタブルゾーンの内側を公転していないと「第二の地球」とは言えないでしょう。もちろん実際に表面の倍部分が液体の水で覆われており、気候も地球に類似しているというのならなお結構なのですが、それが観測可能になるには、現在よりも飛躍的な観測技術の進歩が必要と思われます。
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