スペースヒーローズ

 StarTrekはご承知の通りTVシリーズと映画シリーズから成る長寿SF作品ですが、この他に継子扱いされている1シーズンと少しのアニメーションシリーズ(TAS)が存在しています。さらにこのアニメーションシリーズが「まんが宇宙大作戦」の名で日本で放映された際に独自の翻訳がなされた結果、TASとは映像を共有するものの別のシリーズとも言える独特の世界が構成されています。
 この「まんが宇宙大作戦」(MUD)のテイストそのままに21世紀に登場した新たなアニメーションシリーズ、それが今回紹介する「スペースヒーローズ」です。ただしこのアニメーションシリーズはどこかの放送局で実際に放映された訳ではなく、実はテレビ東京で放映中のニコロデオン版「ミュータントタートルズ」の劇内劇としてのみ存在するものです。私自身は「ミュータントタートルズ」を今の所視聴していないのですが、以前にもMUDネタで一連の秀逸な記事を書かれていたANCHORさんがミュータントタートルズでの「スペースヒーローズ」の内容に関して以下のように詳細に紹介してくださっています。
みんな! 『スペースヒーローズ』観たかい?
ここでは、ANCHORさんの記事を元にして、スペースヒーローズの設定を検証してみます。

主要登場人物:
キャプテン・ライアン --- 恐らく地球人と思われ、クルーに「わたしの命令に疑問を持たず従うのだ」と言い放つ、カーク船長も真っ青なやりたい放題の船長。パニックに陥った部下(主にクランクショウ)を平手打ちで正気づけるのが得意技。また、決め台詞を放つときには、左手の人差し指を上に向けるポーズを取る。

クランクショウ --- やはり地球人と思われる若いブリッジ士官で、MUDのカトウに対応しているように見える。すぐにパニックに陥ってライアン船長に平手打ちを食らうのがお約束。

ドクター・マインドストロング --- 「ドクター」なので船医と思われるが、マッコイよりもむしろスポック的な立場らしい、緑色の肌の異星人士官。上陸任務中にコーテックシコン星人に頭脳を乗っ取られて殉職した、というかライアンに始末されたが、映画版第3作で復活するらしい。

グランチ --- 紫色の肌で頭に角がある異星人士官。敵のパニック光線を浴びてパニックに陥ったライアン船長に冷静に苦言を呈したところを見ると、割と高位の士官か。映画版第3作のポスターでも、ライアン、マインドストロングと並んで主役級の扱いで登場している。

ロドリゲス --- ライアンらの上陸任務に同行して上陸直後に謎の光線を浴びて消滅した哀れな中年の地球人クルー。TOSでの赤シャツに対応。

アンドリア人似の異星人乗務員 --- ロドリゲスと同様に上陸直後に消滅したが、こちらは名前さえも不明。もちろん種族名も不明。

艦船: 確認できているのはライアンらが乗っている一隻のみで、その艦名も不明。同じ(ように見える)惑星を周回し続けている。この世界に、「艦隊」が存在するのかどうかすらも不明で、実はこの一隻しか船が存在せず、ライアンが組織のトップなのかも。そうならば彼の唯我独尊な態度も説明がつく。

敵対種族:今の所登場したのは、羽の生えたエビのようなコーテックシコン星人と、パニック光線を武器とする巨人のパニコン人のみ。宇宙船を攻撃していたのがそのどちらかの種族なのか、あるいは別の種族なのかは不明。
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テーマ:テレビドラマ - ジャンル:テレビ・ラジオ

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X^2さん、お邪魔しますm(__)m。

第3回目で始末されたと思われたドクター・マインドストロングさんが、第6回目には何事もなかったかのように登場しておりました。

しかしこの第6回目は別のタイムラインなど従来観てきたものとは異なる世界での話である可能性も秘められており、予断を許しません。

残り放映話数は次々週7/4分を含め4回の見込みですが、どのような展開が待ち受けているのか楽しみです(笑)。

ANCHORさん、お越しくださいましてありがとうございます。そちらのブログをいつも楽しみにしています。特にスペースヒーローズの詳細な紹介は、まったく視聴していない私でも一端の専門家になれるほどの内容です。

何とマインドストロングはあっさりと復活しましたか。とすると大々的に「復活」を謳っている映画第3作の立場はどうなるのか、もしかすると幾つも命がある種族で、映画第3作ではその最後の命を使い切った後の「復活」なのか。一方で、鏡像世界の可能性も十分に考えられますね。とにかくますます目が離せません。

X^2さん、ごぶさたしてます

新作MUDとはうれしいニュースです(なんちて)
吹き替えは誰がやってるんでしょうかね
佐々木功氏だったらキャスティングスタッフを絶賛するところなんですが(^^

これを機会にまたMUDのツッコミを再開を... できる時間が欲しいところです

yonetchさん、お久しぶりです。
Sci-Fi シリーズでは老舗のStarTrekだけにそれ自体のパロディ作品は数多いのですが、継子扱いされているアニメーションシリーズのパロというのは珍しいのでは。パロディという時点ですでにTASというよりもMUDの雰囲気がただよっていますが、さらに翻訳が怪しいという、ある意味MUDを超えた後継作品の味わいが。この世界がどうなっているのか不明な点も多いのですが、とりあえずライアンの指揮する船の名が「ドウントレス」である事は判明しました。
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