ガニメデの地下にも巨大な海が存在する事を発見

 一つ前の記事に書いたニュースに引き続き、今度は木星の衛星ガニメデにも巨大な海が存在する事が、オーロラの観測によって確認されました。
NASA’s Hubble Observations Suggest Underground Ocean on Jupiter's Largest Moon

 リンクしたNASAの解説記事によると、ガニメデは太陽系の衛星で唯一自前の磁場が存在し、そのため生じるオーロラは木星の磁場との相互作用で複雑な変動をしているのですが、HSTによってその変動パターンを調べた結果地下(というより氷下)150kmあたりに100km程度の深さの海がなければ説明が付かないという事です。
 木星のガリレオ衛星は、木星の潮汐力と衛星相互の摂動によって歪が変動して熱を持っており、一番内側のイオは火山の衛星となり、また二番目のエウロパはエンケラドスと同様に地下海が存在し表面の氷に一面にひび割れが存在しています。さらに三番目のガニメデにも地下海が存在する可能性は以前から言われていましたが、今回の観測でそれが確認された事になります。エンケラドスとは異なりこの海の底にマグマによる熱水噴出孔が存在するかは未知なので、「生物存在の可能性」はエンケラドスよりも未だ低いと言わざるを得ませんが、それでもこの地下海の詳しい調査は将来の木星衛星探査計画の目標となるのは間違いないでしょう。
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