トーチウッド#12

トーチウッド第十二話「キャプテン・ジャック・ハークネス」"Captain Jack Harkness"では、ダイアンに振られてからすっかり荒れているオーウェンが暴走し、それがどうやら次回の大事件へつながるようです。
 ジャックの命令に背いて時空の裂け目を開くというオーウェンの暴走が、ジャックとトシコを連れ戻すためではなく、むしろダイアンを見つけるためだったというのは、彼の気持こそ痛いほど解りますが、かなり無理がある理由です。それにイアントを完全に見下して貶めるオーウェンの暴言は、いくら何でも言い過ぎでしょう。今回のオーウェンだけでなくグウェンやさらにはジャックも、自己主張ばかりが強く、同じ事を言うにしても一々相手の感情を逆なでするような行動や言動が目に付きます。ジャックの場合は恐らく通常の人間とはかなり異なる経験をしているので、仕方ないとも言えるのでしょうが、メンバー五人のうち三人までがこうでは、見ている方は疲れます。
 それから、これまでも匂わされてきたジャックの同性愛志向が、今回ついにはっきりとした形で描かれました。しかしその相手が、彼が名前を借りてきた本物のキャプテン・ジャックだったというのはびっくりです。もちろん、「明日には死ぬ運命である」相手に対し、これまで隠そうとしてきた愛情表現が抑えられなくなったというのは、かなり説得力を持っているのですが。
 今回の鍵を握る人物であるビリスですが、グウェンと会った直後に机の中から「トーチウッド」と書かれた物を取り出したり、裂け目を開く装置である「リフト・マニピュレーター」の部品を持っていたりと、どうも過去のトーチウッドの関係者のように思えます。恐らく次回に明らかになるのでしょうが、何らかの形で組織を裏切ったのか、それとも実は彼の目から見ると現在のトーチウッドが逸脱しているのを正そうとしているのかどちらかなのでしょう。
 始めの部分で出ていたトシコの祖母の「米寿」の話などをみると、このドラマは日本文化に関してかなりまともに考証をしているようです。実際トシコを演じているのも、ST-ENTのホシやTNGのケイコとは異なり本物の日本人(少なくとも日系人)であり、違和感がありません。
 
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テーマ:テレビドラマ - ジャンル:テレビ・ラジオ

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秘密情報部 トーチウッド 12話「キャプテン・ジャック・ハークネス」

リッツダンスホールは1989年から使われていないのに40年代の音楽が聞こえてくるという通報があり調査に向かったジャックとトシコだったが

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トシコ・サトウという名前を見ただけでもマトモだと最初思ったのですが、米寿のお祝いまで出てくるとは流石ですね。
鍵となる人物ビリスがトーチウッドの関係者というのは思いつきませんでした。
人の姿をしたエイリアンなんて想像を直ぐにしてしまいます。
しかし、オーウェンがここまでダイアンのことを引きずるとは思いませんでした。

Re: タイトルなし

> トシコ・サトウという名前を見ただけでもマトモだと

確かに「ホシ・サトウ」あたりでもなんだか変な名前ですからね。それと比べればごく普通な訳で、おそらく日本人スタッフがきちんとチェックをしているのでしょう。

> 鍵となる人物ビリスがトーチウッドの関係者というのは思いつきませんでした。

これは私の方が勝手に想像しすぎだったのかもしれません。ビリスが持っていたのは単にトーチウッドの関する資料だったようで、そうすると関係者とまでは言えないかも。
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