冥王星に替わる新たな「太陽系第9惑星」存在の可能性

 ここ暫くの間、ブログタイトルにある宇宙やSFに関する記事がさっぱりでしたので、一昨日ニュースに流れた新たな「第九惑星」に関する研究報道に関して書くことにします。
シミュレーションで推測、太陽系第9惑星存在の可能性
 リンク先の解説を読めば解る通り、非常に大きな遠日点距離を持つ6つの太陽系外縁天体の軌道を説明するためのシミュレーションを行った結果、海王星軌道のはるか外側を1-2万年周期で公転する地球の10倍程度の質量を持つ天体が存在すれば、それらの軌道を説明できる、という研究結果です。さらにその天体が存在すれば、シミュレーションの前提となった6つの天体だけでなく、他のいくつかの外縁天体の軌道も説明できるという事で、なるほどそれなりに興味深い結果です。
 元論文自体は以下で公開されています。EVIDENCE FOR A DISTANT GIANT PLANET IN THE SOLAR SYSTEM
ただ、アブストラクトと結論には、予想される天体の軌道の大きさに関してははっきり書かれていないように見えます。
 実のところ、海王星軌道のはるか外側に、惑星規模の未発見天体が存在するという説自体は、これまでも再三登場しています。このブログでも過去の記事で取り上げましたが、今回の仮想天体よりさらに遠方の巨大惑星の存在仮説もありますが、いずれにせよ現在の「惑星の定義」をそのまま使うと新惑星としては認定されないものばかりです。今回の仮想天体も、そもそも果たして見つかるのかどうかがまず問題ですが、仮に見つかったとしてもすんなりと惑星として認められるかは別問題と思います。
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