プロクシマ・ケンタウリのハビタブルゾーンに発見された惑星

 太陽系から最も近い恒星である赤色矮星プロクシマ・ケンタウリの周囲を公転する惑星が発見され、しかも生命の発生が可能だとされるハビタブルゾーンに存在している地球型惑星のようです。
太陽系に最も近い恒星に地球サイズの惑星を発見
リンク記事にもある通り、公転半径は700万kmで11日周期で公転しており、惑星の質量は地球の1.3倍という点は生命の存在に好都合そうなのですが、赤色矮星の惑星に一般的なように主星からの距離が相当に近いため紫外線やX線を地球よりもかなり多く受ける可能性が高く、条件としてはかなり厳しいかもしれません。また同じ理由で潮汐力により一方の面を常に主星に向けていて暴風が吹き荒れていると思われますが、これに関しては同様の天体が太陽系に存在しないために実際の所はどうなのかは解りません。
 プロクシマ・ケンタウリは太陽系から最も近いとは言え4.2光年の彼方にあり、現在の宇宙技術では到底到達不可能な天体なのですが、これも最近になって切手サイズの超小型探査機をレーザー推進で光速の20%まで加速するというNanocraft構想が打ち出されていて、数十年後には案外探査計画が現実のものになるかもしれません。ただ、これもリンク記事の最後にあるように、以前にリギルケンタウルスBに発見されたとされていた地球型惑星の存在は現在では否定的となっており、今回の惑星発見もまだ確実とは言えないように思います。
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