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邦題の良し悪し

日本で放送されているSTやB5の各話には、原題とは別に邦題がつけられていますが、一般的にかなり評判が悪いようです。確かに「○○の××星人」タイプの邦題は見ている方が恥ずかしいので止めて欲しいと思いますし、似たような邦題の話が多くて、区別がつかない事もあります。また、邦題を見た瞬間に最後の落ちが判ってしまう「ネタバレ邦題」も非難の的になっています。
しかし私は、最近の映画で普通になってしまった、原題そのままのカタカナ「邦題」には反対です。苦心してせっかくつけた邦題をボロクソに言われるくらいならいっそ原題そのままの方が、という気持ちからなのでしょうが、これは翻訳の仕事を放棄したようなもので、自らの存在意義を否定した翻訳家の自殺行為です。
一方で割と評価できるのは、シリーズで統一化された邦題です。例えば、Babylon5のTV-Movieシリーズは、「序章」「誕生」「遺物」「球体」「雌伏」と全て漢字二文字に統一されています。一つ一つを見ると、必ずしも適切ではない場合も有るのですが、全体として見れば確固たる意思が感じられて好感が持てます。
また個別に言うと、例えばST-TNGでは#24「時のはざまに」、#35「人間の条件」、#42「無限の大宇宙」、#68「孤独な放浪者」、#86「不実なる平和」、#141「運命の分かれ道」、#146「命のメッセージ」、#175-176「運命の分かれ道」あたりが割と良いと感じます。
しかしこうしてみると、「○○の××」タイプがやはり多いですね。日本語の構造上仕方ないのかな。
注記1:この記事は、Internet Archiveの旧ブログキャッシュからコピーしたものです。そのため、記事のリンクが切れており、つじつまの合わない記載があります。(2020/02/05)

追記2:旧ブログ記事のコメントを、ここに掲載しておきます。


はじめまして。
そうですね。TNGでは、仰るような邦題はなかなかいい例ですね。
このHPは、バビロン5関連が充実していて、私がまさに探していたHPです。これからもちょくちょく覗かせていただきます。

ウィル
2005/03/30 00:40

ウィルさん、いらっしゃいませ。B5関連で直接来られた方の書き込みは初めてなので、そう言って下さるとうれしいです。エピソードガイドは完全にネタバレですのでご注意ください。ただ、メモも含めて各話より後のネタバレはないはずです。
邦題に関してはファンにボロクソにけなされる事が多いですが、大変な仕事だと思いますね。何重にも意味が重なっていて翻訳不可能な原題も多いですし。

X^2
2005/03/30 13:27

こんばんは。邦題について今回Sチャンネルの放送が始まり気がついたのですが、同じエピソードに幾つもの邦題がついている事です。LD、TNG1話目「未知への飛翔」Sチャンネル「デネブ星の法廷」。これはパイロット版でいろいろな事情があるとは思いますが、すごく紛らわしくて気になりました。

モリー
2005/03/30 22:15

バビロン5は第二シーズンから見始めたのですが、スーパーチャンネルで第一シーズンがもうすぐ終わるのでひととおり見終わることになります。第一シーズンの前の序章でしたっけ?これはまだ見てないのですが。
残ってる謎は小説を読めば分かるということですね。手に入れて読んでみようかな。X^2さんのダイジェストはざっと目を通しました。
原題のほうが明らかにいいのは、亡霊戦艦エンタープライズ'C' (Yesterday's Enterprise)ですね。

ウィル
2005/03/31 19:55

エピソードタイトルの邦題は、難しい問題だと思います。
私も、これはちょっと…、と思うものもあります。
でも、「じゃあ、あんたならどうつけるの?」と言われると、はて?と考え込むことが多いですね。
アメリカのエピソード名は、慣用句の一部だったり、聖書の一節だったり、二重の意味が掛けてあったり、そんなのがあるそうなので、直訳して済むものでもないことがあると聞いたことがあります。
考えてみると、日本のTVドラマやアニメのエピソード名は、ネタバレが多いのではないですか? 「××死す」とか。文化の違いもあるのかもしれないですね。
実際にはアメリカでも、番組予告でネタバレすることもあると聞いたことがあります。そうやって事前に注目を集めることで、視聴率のアップを図ろうとしているそうです。聞いた話なので、どこまで信憑性があるのかはわかりませんけど…

川崎 高広
2005/03/31 22:57

モリーさん、「新スタートレック」のパイロット版には、複雑な事情があります。実はパイロット版(第1~2話)なのに、吹替が収録されたのは、第6シーズンか第7シーズンのころなのです。だからピカードの声が麦人さんなのです。これは、パイロット版だけある放送局が日本語版の権利を持っていて(抱き合わせで買わされたらしい)、なかなか制作会社の東北新社が手を出せなかったのだそうです。ようやく収録があってスーパーチャンネルで初放送になったとき、「デネブ星の法廷」にしたのですが、LD化の時に気に入らなかったのか「未知への飛翔」となってしまいました。スーパーチャンネルは「デネブ星の法廷」を使い続けていますが、DVDでも「未知への飛翔」が採用されています。

川崎 高広
2005/03/31 22:59
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