ST-ENT #80

 StarTrek Enterprise 第四シーズンの第四話となります。
 いきなり登場したKlingon艦、てっきりDelphic領域へ向かう前にEnterpriseを攻撃して返り討ちになったDurasかと思ったのですが、違うようです。しかし今回もまた優生人類二人にあっさりやられる咬ませ犬状態でした。ENTでのKlingonは、何とも情けない種族に落ちぶれたものです。
 さて本題に入り、噂に聞いていたArik Soong博士の登場です。Dataの「父」Noonien Soongの祖先という事で、当然Brent Spinerが演じている訳ですが、恰幅がかなり良くなっていて直ぐには判らなかったです。しかし中々のマッドサイエンティスト振りですね。優生人類そのものは彼が作り出した訳ではなく、TOSからのネタですが、今回の台詞などを見ていると、Andromedaに登場するニーチアンそっくりです。実際に彼らの新リーダーMalikはニーチェを引用していますし。そうなると、Arik Soongは実はポール・ムセヴェニで、ENTはStarTrekではなくてAndromedaの前史だったのか、などと錯覚しそうになります。 Malikらから見ればSoongもまた劣等人種な訳ですが、育ての親子の絆は強いようで、少なくともこの時点では、博士に絶対の忠誠を示しています。この辺りの関係が、次回以降に変化するのでしょうか。TNGでのN.Soong博士とData-Loreの親子関係では、善のDataと悪のLoreの絡み合いの末、父が一方の息子に殺されて、さらに殺した方の息子も、もう一人に殺されました。今回はMalikの兄殺しが先に行われましたが、最終的には悲劇的な結果に終わる事は確実だけにA.Soongの運命が心配になります。
 一方やはりTOS以来の画面への登場となるOrion人(?)と彼らの奴隷市場ですが、こちらはあそこまで時間を裂くほどのネタだったんでしょうか。もちろんSoong博士が優生人類たちを呼び寄せるためにあの計略を仕掛けたようなので、ある程度の描写は意味があると思いますが、T'Polを含む9名のクルーが攫われてそれを救出する作戦描写に、今回の大部分の時間を取られてしまいました。T'Polと同じ檻に入れられていた少尉は今後も登場するんでしょうか。
 T'Polといえば、前話の結婚式事件の続きが当然あると思っていたら、何のフォローもなくいきなり地球に戻って艦隊の一員になってましたね。 Tuckerだけでなく観ているこちらも凄く不思議な気分でした。
 A.Soong博士がReed大尉を評した「功績の割りに知名度が低い」という言葉は、楽屋落ちのような要素を含んでいて思わず笑ってしまいました。本当にReed以下三名は、レギュラーとは言いながら影が薄いですね。
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テーマ:テレビドラマ - ジャンル:テレビ・ラジオ

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