プリスナーNo6 #7

第七話「皮肉な帰還」(Many Happy Returns)は非常に謎めいた話で、最後まで結末が見えない展開でした。そして結末を迎えてもかえって謎は深まるばかりで、いくら何でも現実に起こった事とは思えなくなってきます。
 第二話同様に村からの脱出を果たしたNo.6ですが、今回は第二話とは異なり、「本当に」英国情報部へ帰還したように見えます。しかし偵察機での捜索によって「村」の存在を示した直後に味方によってそこに引きもどされるという今回の展開を素直に解釈すれば、「村」を運営者の中に英国(少なくともその情報部)が入っている事になり、これまで暗黙のうちに「村」は東側の機関であると想定していたシリーズの枠組みを大きく変える事になります。もしかすると、東西のスパイ合戦は実は両陣営諜報組織のなれ合いであり、そこから逸脱しようとする者があの村に拘束されているのかもしれません。

 しかしながら、今回の脱出劇の始まりである村の無人化があまりにも芝居じみている上に、村に戻った直後には誰も居なかったのにその直後のラストシーンでは村人がパレードしているなど、「現実に起こった事」としては余りにも不自然な点が目立ちます。そう考えると、この一連の出来事そのものがNo.6に見せられた幻であり、彼の家に住んでいたあの女性こそが一連の事件の首謀者=今回のNo.2だったのではと思えてきます。もしそうならば、今回明かされた村の位置も「英国諜報部が運営に関わっている」という点も、またしても真実かどうかは不明のままという事になりそうです。
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テーマ:テレビドラマ - ジャンル:テレビ・ラジオ

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