新たな第九惑星は見つかるのか

 このブログのタイトルとは裏腹に、始めの頃を除いて宇宙関係の記事をほとんど書いていなかったのですが、しばらく前の新聞に「太陽系に木星の数倍の巨大惑星が存在するかも」という記事がありました。
 もちろんその惑星は現時点では仮想のものですが、提唱者によってTycheという名前が付けられています。
新たな「第9惑星」発見はいつ? NASAが疑問に答える
Tycheは太陽系のはるか外側に存在するとされる「オールトの雲」の中を、数百万年周期で太陽の周りを公転していると想定されており、その質量は木星の4倍程度と推定されています。この大きさですと、褐色矮星というには小さすぎるので、確かに「巨大惑星」という事になります。しかし「軌道から他の天体を排除している」という基準を満たさないために、この大きさにも関わらず定義上は「惑星」とされない可能性もあります。もっとも、実際に存在していた場合には、基準の方を見直す事になるのだと思いますが。
 しばらく前にも、彗星の軌道分布を元にして太陽系外縁に地球クラスの天体が存在するのではという提唱が、日本の研究者を含むグループからなされています。今回の話はまた別の天体という訳ですが、存在根拠は前のものとほぼ同様のようです。彗星の軌道分布から未知の天体を見つけるというのは、数学的には「逆問題」と呼ばれる問題であり、恐らく数学的には解の一意性が言えるはずですが、実際にはデータが量・精度ともに十分でないため、このようにさまざまな可能性が出てしまうのでしょう。
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