プロクシマ・ケンタウリのハビタブルゾーンに発見された惑星

 太陽系から最も近い恒星である赤色矮星プロクシマ・ケンタウリの周囲を公転する惑星が発見され、しかも生命の発生が可能だとされるハビタブルゾーンに存在している地球型惑星のようです。
太陽系に最も近い恒星に地球サイズの惑星を発見
リンク記事にもある通り、公転半径は700万kmで11日周期で公転しており、惑星の質量は地球の1.3倍という点は生命の存在に好都合そうなのですが、赤色矮星の惑星に一般的なように主星からの距離が相当に近いため紫外線やX線を地球よりもかなり多く受ける可能性が高く、条件としてはかなり厳しいかもしれません。また同じ理由で潮汐力により一方の面を常に主星に向けていて暴風が吹き荒れていると思われますが、これに関しては同様の天体が太陽系に存在しないために実際の所はどうなのかは解りません。

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Juno探査機の木星接近

 この5月まで何とか広告が出ないようにこのブログの更新を続けていましたが、忙しさにかまけて放置しているうちに前の記事から30日が経ち、広告が出るようになってもさらに放置していました。実はある本の感想記事を書きかけなのですがうまく纏まらずに中断しているので、とりあえず宇宙探査関係の新たな記事を書きます。
 2011年8月5日に打ち上げられたNASAの木星探査機Junoが木星の磁気圏内に入り、本格的な観測が始まる模様です。NASAの探査機と言えば、昨年冥王星探査を行ったNew Horizonsも木星の観測を行っていますが、この時は打ち上げからわずか13ケ月で木星を通過しています。それに比べてJunoの木星到着がはるかに時間が掛ったのは、この探査機が通過型ではなく木星周回軌道に入る滞在型のため、木星に対して小さな相対速度で近づく必要があるためです。実際Junoは一旦火星軌道の外側まで出てから再び戻って2013年10月9日に地球スイングバイを行い、そこで速度を得て木星接近軌道に入りました。またこの探査機は外惑星探査機としては初めて原子力電池ではなく大きな三枚の太陽電池を電源として使っています。90年代にやはり木星周回軌道に入ったGalileo探査機とは異なり、Junoは極を通る周回軌道で木星系の観測を行う計画です。
 ところでNew HorizonsとJunoとは共にニューフロンティア計画と呼ばれる一連の宇宙探査シリーズの一つで、3番目の探査機であるオリシス・レックス(OSIRIS REx)が今年の9月に打ち上げ予定です。こちらは小惑星サンプルリターンミッションであり、2023年に地球帰還予定との事です。

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冥王星に替わる新たな「太陽系第9惑星」存在の可能性

 ここ暫くの間、ブログタイトルにある宇宙やSFに関する記事がさっぱりでしたので、一昨日ニュースに流れた新たな「第九惑星」に関する研究報道に関して書くことにします。
シミュレーションで推測、太陽系第9惑星存在の可能性
 リンク先の解説を読めば解る通り、非常に大きな遠日点距離を持つ6つの太陽系外縁天体の軌道を説明するためのシミュレーションを行った結果、海王星軌道のはるか外側を1-2万年周期で公転する地球の10倍程度の質量を持つ天体が存在すれば、それらの軌道を説明できる、という研究結果です。さらにその天体が存在すれば、シミュレーションの前提となった6つの天体だけでなく、他のいくつかの外縁天体の軌道も説明できるという事で、なるほどそれなりに興味深い結果です。
 元論文自体は以下で公開されています。EVIDENCE FOR A DISTANT GIANT PLANET IN THE SOLAR SYSTEM
ただ、アブストラクトと結論には、予想される天体の軌道の大きさに関してははっきり書かれていないように見えます。

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全球に渡って広がるエンケラドスの地下海

 土星の第二衛星Enceladusは、その南極付近の氷の割れ目から水蒸気が噴き出している事がCassini探査機によって確認されており、地下に氷が溶けて出来た地下海が広がっている事が解っていました。その後の長年に渡る観測によって、この地下海は南極付近だけではなく、衛星の全球に広がっているらしいと解ってきました。
エンケラドスの地表下に全球規模の海が存在

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New Horizonsの新たな探査目標が決定

 7月に冥王星の接近探査を成し遂げ、現在も地球に観測データを送信中のNew Horizons探査機ですが、実は冥王星以外にも別の太陽系外延天体の観測を行う事が計画に含まれていました。そしてその観測目標として、2014 MU69という天体が選ばれる見通しになりました。
ニューホライズンズ、次の目標はカイパーベルト天体2014 MU69
 リンク記事にあるように、2014 MU69は2014年にHSTで発見された天体で、公転周期は293年、直径は30-45km程度とされ、到着するのは2019年1月1日とされています。そもそもNew Horizonsの進行方向に、それほど大きくないとは言え既知の太陽系外延天体が存在していたのがかなりの驚きです。もちろんこの天体に接近するためにこれから軌道修正が行われるのでしょうが、探査機のエンジン噴射での軌道修正の大きさは高が知れていますから、かなり運が良かったのではないでしょうか。

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